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日本の食を感じる旅~お米の魅力に触れる

日本人の主食である「お米」は、日本の食文化の中核をなしています。
日本のお米は、独特の食感や香りがあり、これが日本料理の基盤となっています。
日本は多様な気候と地形をしています。このため、北から南まで各地で、様々な特色をもったお米が生産されています。
そのようなお米ですが、どんなお米が生産されているのでしょうか。

全体の3割ほどがコシヒカリ

なんと、お米の生産量のうち3割はコシヒカリです。

では、この5種類のお米について詳しく見ていきましょう!

第1位 コシヒカリ

コシヒカリは、昭和31年に誕生した甘みとねばりが強く、つやや香りもとても良い品種です。
昭和54年から、北海道と沖縄を除く全国で生産され、品種別生産量のトップを守り続けています。

コシヒカリは全体の生産量のうち3割ほどを占めていますが、全て同じというものではありません。
「〇〇産コシヒカリ」というように、産地毎に特色があり、日本人のこだわりを感じることができます。

日本一のコメどころを支えるお米

日本のお米の収穫量上位の県は「新潟県」、特に魚沼地域と呼ばれる地域は、気候・水・土壌の条件がお米作りに向いています。
そんな「魚沼産コシヒカリ」は1度食べたら忘れられない独特の甘みを持っています。
その甘みは炊き上げた時の湯気からも香りが感じられるほど。食感はもっちりとした粘り気が特徴。噛めば噛むほど口の中で優しい甘みが広がります。

第2位 ひとめぼれ

ひとめぼれは、「コシヒカリ」と「初星」を両親として平成3年に宮城県古川農業試験場で誕生しました。
冷害にとても強く、味と香りが良く、ねばりの強いお米です。
東北地方を中心に作付けされており、お米の中で、コシヒカリの次に作付け量および流通量が多い品種で、市場においても人気があります。

一目ぼれしてしまいそうな美味しさ

「ひとめぼれ」の魅力はなんといってもそのおいしさ!
出会った途端、見た目の美しさと、そのおいしさにひとめぼれしてしまうことがその名の由来で、
全国38,000件以上の応募の中から選ばれました。
ひとめぼれは、さっぱりした口当たりと柔らかさに特徴があり、ふっくらと優しく炊き上がります。
さまざまなお料理の味を引き立ててくれ、特に繊細な味わいの和食との相性もぴったり。
作りやすく、バランスの良い味わいが愛される要因とも言えます。

第3位 ヒノヒカリ

宮崎県総合農業試験場で育成されたお米で、「コシヒカリ」を父、「黄金晴」を母に持ちます。
粒の大きさはやや小粒ですが、厚みがある食感と食味が人気。
コシヒカリより味は控えめで、料理を選ばないお米です。

西の横綱「ヒノヒカリ」

「ヒノヒカリ」は冷めても甘味や旨味が逃げないという特徴もあり、お弁当やおにぎりにおすすめです。
もちもち食感がおにぎりにしたときに具とよくマッチして、外出先でも楽しむことができます。
また炊き立てのご飯には、丼やカレーなどに使うのもお勧め!
そんな「ヒノヒカリ」は、西の横綱として九州・四国を中心に作付面積を伸ばしています。

第4位 あきたこまち

福井県農業試験場で交配された「コシヒカリ」と「奥羽292号」の掛け合わせ品種です。
透明感や光沢、香りに優れ、もち肌のように繊細でツヤツヤと輝く粒で、粘り・弾力性に富んでいます。
炊きたてはもちろん、冷めてもおいしいので、お弁当やおにぎりなどにもおすすめです。

似ていて異なる「コシヒカリ」と「あきたこまち」

一般的な「コシヒカリ」の特徴としては、あきたこまちと比較すると大粒で、もちもちとした食感でしっかりと粘りを楽しむことのできる品種です。
一方、「あきたこまち」の特徴としては、やや小粒でころんとした粒感のお米です。
豊かな土壌を連想させる香ばしい香りがあり、粘りはやや少なく、すっきりとした後味を楽しむことができます。
お魚など繊細な味わいを引き立てるため和食との相性もよいお米です。

第5位 ななつぼし

「ななつぼし」は、北海道立中央農業試験場が開発したお米の品種です。
2001年には、北海道の優良品種として登録されました。
同じ道産米のゆめぴりかやおぼろづきに比べると粘りや柔らかさが少ないですが、
味、粘り、柔らかさ、口当たり、つや、白さ、香りの7つの項目のバランスが良いのが特徴です。

北海道を代表するお米

北海道は、お米の作付面積、収穫量がともに日本のトップクラス!
その北海道でお米の作付面積の約半数を占めるのが「ななつぼし」。良質な水源が多い石狩川流域がおもな産地です。
日本穀物検定協会によって毎年発表され、食味評価エキスパートが実際に食べて評価している「お米の食味ランキング」でも、最高ランクの「特A」をなんと13年連続も獲得!
甘みと粘りのバランスが抜群ですので、どんなおかずにも合いやすく、特に和食や野菜料理にぴったりです。
また、水分を少なめに炊けば、チャーハンやカレー、ピラフにもおすすめ。よりお米の甘味が引き立ちます。

お米の美味しい季節って?

いつでも美味しい日本のお米ですが、特に美味しいのが「新米」です。
食品表示法の食品表示基準によると、新米とは秋に収穫してその年の12月31日までに精米され、包装されたお米です。
年内に精米・包装されたお米が店頭に出回るのは、年明けになるでしょう。
つまり、地域によって差があるものの、2023年に収穫されたお米は、
秋に店頭に出てきた時期から、2024年の年明けくらいまでに売られているものが新米となります。

日本酒も同じお米なの?

「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」など、普段、食事として私たちが口にしているものを「うるち米」と呼びます。
近年、人気のある日本酒もお米から作られていますが、日本酒作りに使われるお米は「うるち米」ではなく「酒米」と呼ばれるものが使われます。
酒米の正式名称は「酒造好適米」と呼びます。
酒米には「山田錦・雄町・五百万石・美山錦・八反錦」等があります。
特に「山田錦」は、酒米の王様と呼ばれ、全国で1番多く生産されています。
全国生産の半分以上は兵庫県で栽培されており、特A地区と呼ばれる地域で栽培される山田錦は最高品質とされています。

まとめ

お米を食べないと食事をした気になれない」という人もいるほど、日本人にとってお米は特別な存在です。
また、昨今、世界中で人気を博している「日本酒」もお米から作られていることから、日本のお米へのこだわりが伺えます。
これら二つの要素が共にお米を基盤としている「日本食」と「日本酒」は、互いを引き立て合い、絶妙なハーモニーを奏でています。
この奥深いお米の魅力に一度触れてみませんか?
食卓に広がる、日本の文化と歴史を感じる素晴らしい冒険が待っています。



日本酒Comming Soon!

近日、日本酒に関する情報をお届けします。
日本酒の魅力や種類、日本酒を楽しむポイントなど、日本酒愛好家も初めての方も、きっと楽しんでいただける内容になっています。
日本の食文化とお酒文化を存分に堪能できる新しいコラムをお楽しみに!
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