イメージとボリューム 〜これからの観光ターゲットのお話〜
2020.07.29
こんにちは、営業担当の青木です。
梅雨もそろそろ明けそうということで、夏の到来に心躍っています。
今年の梅雨は長かったですよね、今週にも明けそうという予報ですが、例年で言っても21日前後が梅雨明けの目安になっているみたいで。
さて、新型コロナの第2波とも言えそうな感染者増加傾向にある日本ですが、先日こんなイベントがありました。

日本インバウンドサミット2020
どういったイベントだったかというと・・・
かなり大きなサミットでした、私も参加させて頂きましたが登壇者もかなり豪華なメンバー!
その中で特に印象に残ったトピックが星野リゾートの星野佳路CEOがおっしゃられていたターゲット戦略のお話です。
コロナショックで一時鎖国状態にある日本、観光立国としての順調な集客を維持していた中でのダメージは大きすぎるものでした。
周知の事実ですが2019年の訪日人口は3000万人を超え、今年はオリンピックイヤーとして4000万人を想定しているなかで、
蓋を開けてみると2020年5月の訪日外国人数は1700人。前年同月比-99.9%という厳しい結果です。

我々Information JAPANは特にインバウンド団体旅行、ビジネス団体の国内手配をしているので、
もちろんお客さんが戻ってくる訳もなく。。。(問い合わせも来年の案件が多い)
とは言え、星野さんがおっしゃっていたことは非常に共感できました。
・イメージターゲットは欧米、ボリュームターゲットはアジア。
・日本が弱いのは自然観光。自然観光の強化をしよう。なんども来てもらうには自然観光、そのリピーターが大事。
・毎回同じイメージでは飽きてしまうので、日本は変化をつけないといけない。
・例:昔のフランスのアイコンはエッフェル塔、凱旋門→最近はモンサンミッシェルをアイコンに。
→エッフェル塔以外も行きたくなるので、フランスのリピーターが増えた。日本も京都、芸者、さくら以外の多様なアイコンを押し出すべきだ!
①欧米向けの魅力的なコンテンツがアジアの消費者圏を引っ張る!
→教養の高いゲスト向けの観光コンテンツや受け入れ体制の整備が重要になってきます。
ハイエンドの信用無くしてマーケットは掴めない。
②イメージアイコンの変化
→サクラ、富士山(ゴールデンルート)からの脱却。
自然や祭りと言った日本独自の「文化」(コト)に焦点を当てたイメージアップ戦略が重要。
これらのイメージ戦略+コロナ体制(公衆衛生)アピールがきちんとできれば
日本のポテンシャルを来年以降に発揮できるようになるのではないかと思いますが皆さんはどう見てらっしゃいますでしょうか?
Information JAPANではそう言ったレジャー体験施設・アクティビティ施設様のご登録もお待ちしています!!
まだまだ新型コロナウイルスが猛威を奮っていますのでくれぐれもご自愛くださいますよう。
営業担当の青木がお伝えしました!
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