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温泉の楽しみ方 日本全国の名湯ガイド

日本を訪れる海外からの旅行者にとって、この国の豊富な自然資源と文化的遺産の一つ、そして日本人のライフスタイルの癒しを体験できるのが「温泉」です。
この火山列島は、北は北海道から南は九州まで、多種多様な温泉地を有しており、そのそれぞれがユニークな魅力と効能を備えています。
今回は、全国の象徴的な温泉地をいくつかピックアップし、その魅力を紹介します。

魅力がいっぱい日本の温泉

〇北海道・登別温泉

日本の最北端に位置する登別温泉は、地獄谷の壮大な景色と共に、豊富な硫黄泉が特徴です。 露天風呂から見える雪景色や、身体を芯から温める源泉は、まさに冬の極楽と言えるでしょう。

〇宮城県・鳴子温泉


鳴子温泉は、静かで落ち着いた環境が特徴で、東北地方の豊かな自然に囲まれています。
特筆すべきは、温泉地に点在する「かけ流し」の温泉で、温泉水が直接湯船に流れ込む方式を採用しており、新鮮で自然の恩恵に満ちたお湯を体験することができます。
また、この地域独特の伝統的な木造の旅館が、訪れる人々に懐かしさと落ち着きのあるひとときを提供してくれます。

〇群馬県・草津温泉


草津温泉の象徴である「湯畑」は、温泉街の中心にあり、訪れる人々にこの地域の温泉文化の歴史と重要性を教えてくれます。
源泉の豊富な湯量と特有の泉質は、多くの人々に健康とリラクゼーションを提供します。

〇岐阜県・下呂温泉


飛騨川の流域に湧く下呂温泉は、兵庫県の有馬温泉、群馬県の草津温泉と並ぶ「日本三名泉のひとつ」と称された天下の名泉です。
温泉街は飛騨川を中心に歓楽的な賑わいと山里の風情が調和して、下呂温泉の魅力を醸し出しています。
お湯はなめらかでお肌がつるつるになる「美人の湯」としてリピーターが絶えません。
この下呂の名泉を満喫するなら「湯めぐり手形」がお得です。
これ1枚持っていれば、手形加盟旅館の中から三軒のお風呂に入浴することができます。
そのほか温泉街には、飛騨川沿いに湧く噴泉池をはじめ、3つの共同浴場で外湯が楽しめ、無料の足湯が点在し、散策の途中でも気軽に温泉が楽しめます。

〇兵庫県・有馬温泉


日本の三古泉の一つにも数えられる有馬温泉は、太閤が愛でた西の奥座敷と呼ばれる関西地方の代表的な温泉地です。
金泉、銀泉と呼ばれる二種類の泉質があり、それぞれが持つ美容や健康への効能が訪れる者を魅了します。
古い町並みが残る有馬は、歩いているだけで時代を感じさせる雰囲気満点の地で、関西の中でも特に訪れる価値のある温泉地です。

〇和歌山・白浜温泉


湯崎半島の海岸に湧く7つの温泉を総称して「南紀白浜温泉」と呼びます。
大阪から約2時間と交通の便もよく、大規模レジャー施設が次々とオープンしました。
1300年以上の歴史を持つ日本でも有数の古湯です。
エメラルドグリーンの海と別名「シュガービーチ」の砂浜が続く「白良浜海水浴場」周辺には、大小さまざまな宿が立ち並びます。
一方で、古き良き時代の面影を今も残しています。
“湯崎七湯”のうち唯一現存する共同浴場「崎の湯」(天然露天風呂)は日本最古の風呂とか。
他にも、歴史ある「牟婁の湯」や塩分濃度の高いお湯が湧く「松の湯」など、昔ながらの庶民的な雰囲気を残す共同浴場が健在。
歴史ある白浜の湯をじっくり味わうのもよいでしょう。

〇愛媛県・道後温泉


日本最古とも言われる歴史を持つ道後温泉は、坊っちゃん劇場や道後温泉本館などの歴史的建造物が醸し出すレトロな雰囲気が特徴です。
明治時代からの風情を残すこの温泉街は、文学と歴史に興味のある旅行者には特におすすめです。

〇大分県・別府温泉


地獄めぐりで有名な別府温泉は、多種多様な温泉や見事な地形が魅力です。
八箇所からなる温泉郷は、通称「別府八湯(べっぷはっとう)」と呼ばれています。
活気に満ちたこの街は、温泉文化が日常の一部となっていることを感じさせてくれます。


これを知っていたら、あなたも温泉通!?日本三大〇〇温泉

宿泊施設のある温泉地は日本国内には3,000ほどあると言われています。
温泉地が多い都道府県上位3つは「北海道・長野県・新潟県」です。
また、全国の温泉を様々なジャンルに分けて、下記のように「日本三大〇〇温泉」と呼ぶことがあります。

〇日本三名泉:有馬温泉(兵庫県)、草津温泉(群馬県)、下呂温泉(岐阜県)
室町時代の万里集九(歌人)が詩集に「三名泉」と紹介し、江戸時代には徳川家康に仕えた林羅山も同様に「天下の三名泉」と記した温泉のことで、上記3つの温泉が日本三名泉と言われています。

〇日本三古泉:道後温泉(愛媛県)、有馬温泉(兵庫県)、白浜温泉(和歌山県)
古泉と呼ばれるにふさわしい歴史がある温泉のことで、所説ありますが、一般的には上記3つの温泉が日本三古泉と言われています。

〇日本三大薬湯:有馬温泉(兵庫県)、草津温泉(群馬県)、松之山温泉(新潟県)
薬湯とは、体のさまざまな不調を整えてくれたり、傷の治療などの療養効果が高いと言われる天然温泉のことで、上記3つの温泉が日本三大薬湯と呼ばれています。

〇日本三大美肌の湯:嬉野温泉(佐賀県)、斐乃上(ひのかみ)温泉(島根県)、喜連川(きつれがわ)温泉(栃木県)
美肌に効能があるとされる温泉を中央温泉研究所と温泉評論家の藤田聡氏が定めたもので、上記3つの温泉が日本三大美肌の湯と呼ばれています。

〇日本三大美人の湯:川中温泉(群馬県)、龍神温泉(和歌山県)、湯の川温泉(島根県)
1920年に鉄道院(今で言う国土交通省)が監修した「温泉案内」の本で、肌を白くするという項目に含まれていた、上記3つの温泉が日本三大美人の湯と呼ばれています。

まとめ


温泉地は、訪れるたびに異なる癒しと驚きを提供してくれます。
また、各地域の伝統的な料理や、その土地ならではの体験も温泉旅行の醍醐味です。
温泉は単なるリラクゼーションや観光スポットだけではなく、日本の自然、歴史、文化を感じ、理解する手段です。
日本を訪れた際には、是非ともこの深い温泉文化を体験し、その魅力に触れてみてください。
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