着実に回復する訪日客数!
2023.07.14
日本政府観光局(JNTO)は、5月の訪日外国人客(インバウンド)は、189万8900人だったと発表しました。
これは2022年同月(14万7046人)の13倍にも相当する大幅な増加です。
2019年同月(277万3100人)と比較すると回復率は68.5%となり、
まだまだ道のりは険しいですが、確実に日本の魅力が復活している兆しと言えるでしょう。
なぜ多くの旅行者が日本を選び、どのような理由で訪れるのでしょうか?
このニュースでは、2023年5月の訪日外国人の動向から、
訪日旅行者が日本を訪れる理由について詳しく探ってみましょう。
訪日観光客数から見た動向
2023年5月の訪日客数上位5か国は「韓国・台湾・アメリカ・香港・中国」でした。
2023年と、コロナ前の2019年それぞれの5月の訪日客数を比較すると次のようになります。


2023年とコロナ前の2019年それぞれの5月の5か国からの訪日客数をみると、
2023年5月は韓国が最も多く、全体の40.2%を占めていましたが、
2019年5月では中国が全体の35.5%を占め、最も多いという結果でした。
2023年とコロナ前の2019年それぞれの5月の合計訪日客数に占める5か国の合計数の割合を見ると、
2023年は66.8%であったのに対し、2019年は75.5%でした。


訪日観光客の消費に関する動向
観光庁によると、2019年の訪日外国人旅行消費額は総額で4兆8,135億円、そのうち、飲食費は21.6%を占めています。
国・地域別に旅行消費額の多い順を見ると
「中国、台湾、韓国、香港、アメリカ」となっており、これら5か国で訪日外国人旅行消費全体の71.1%を占めます。
2023年のインバウンド需要はコロナ前を上回るとも言われており、
今後、需要が爆発的に増加することが予想されます。
この様な状況にいち早く対応するため
Information JAPAN(旅行会社と飲食店・体験施設・MAICEを繋ぐマッチングサービス)
をご利用してみてはいかがでしょうか。
訪日客に人気のある都道府県
アクセスしやすい大都市圏や、日本の歴史が感じられる古都を有する都道府県の人気があるようです。
人気のある都道府県と主な観光地
東京都:東京スカイツリーや浅草寺、上野公園、新宿の繁華街など

大阪府:道頓堀、大阪城、USJ、日本橋、梅田スカイビル空中展望台、 通天閣、海遊館
千葉県:東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、幕張メッセ
京都府:清水寺、祇園、二条城 、伏見稲荷大社、金閣寺、嵐山・嵯峨野、京都駅周辺、錦市場
奈良県:東大寺、鹿苑寺などの世界遺産、奈良公園で自由に動き回る鹿との触れ合い
近頃では新たな動きも出ています。
全国で最も増加率が高かったのが栃木県です。
コロナ前と比べて7割近く増え、突出して多いという結果となっています。
理由として東京からのアクセスの良さを挙げています。
コロナ前には見られなかった中東や南米からの観光客が増えたのが要因のようです。
徳島県もコロナ前より増加しています。
3月から4月にかけて、台湾からのチャーター便が運航したことが影響したとみられます。

結び

現状、訪日外国人は増加していますが、まだコロナ前の水準の68.5%に過ぎず、残りの31.5%は取り組む余地があります。
今後ますますインバウンド需要が高まることが予想される中、
旅行会社が取り組むべき重要な課題の一つは、オペレーター業務の強化になると予想されます。
増え続ける訪日外国人客に対応するために、魅力的な旅の提案は不可欠です。
是非Information JAPANをご活用頂き、
訪日観光ビジネスの可能性を広げてみてはいかがでしょうか!
オススメ記事
Recommended
Information JAPANにお任せくださいFOLLOW US
日本が「観光立国」を目指している昨今、インバウンド受け入れ整備の重要性は日に日に増しております。 旅行代理店様の「インバウンドツアーをもっとスムーズに手配したい」、飲食店・観光施設様の「もっと多くのインバウンドを受け入れたい」どちらの想いもInfomation JAPANが叶えます。 豊富な実績を誇るInfomation JAPANが、旅行代理店様・飲食店・観光施設様・訪日ゲストの全員が満足できるツアーのお手伝いを致します。