冬の北海道
2025.01.23
みなさんこんにちは。お元気ですか。寒い日が続きますね。
冬の北海道は、雪に覆われた広大な大地と澄んだ空気の中で、他の季節には味わえない特別な魅力があります。
自然や文化など冬ならではの特色があり、訪れる人々に感動を与える魅力が満載です。今回はそんな冬の北海道をご紹介してまいります。
◆「小樽雪あかりの路」 小樽市
小樽雪あかりの路(おたるゆきあかりのみち)は、北海道小樽市で毎年2月に開催される冬のイルミネーションイベントです。
市民、ボランティア、そして観光客が一体となり、小樽の街全体が温かな雪灯りに包まれます。雪のキャンドルやアイスキャンドルが市内各所を飾り、ノスタルジックな街並みと幻想的な光景が広がります。
イベントのメイン会場では、小樽の象徴的な運河沿いのライトアップや、雪で作られたオブジェクトが並ぶ美しい景色が広がります。
運河の水面に映る灯りが幻想的で、かつて鉄道が走っていた線路沿いにアイスキャンドルや雪灯篭が並びます。歴史を感じる場所が雪灯りで装飾され、趣のある雰囲気を楽しむことができます。
・手作りの温かさ
小樽市内に点在するサテライト会場では、 市民やボランティアが一つひとつ丁寧に作り上げた雪灯篭やキャンドルが並び、訪れる人々を迎えます。
観光客と市民が一体となり、街全体でおもてなしを感じられる空間です。自然と人々の温かさが感じられます。
・地元グルメを楽しむ
小樽は海鮮やスイーツで有名な街。イベント中は飲食屋台がならび、地元特有の温かい料理が楽しめます。
海鮮丼や寿司、温かいラーメンもおすすめです。また、小樽の歴史ある建物を活かした運河沿いのカフェで、ホッと温かい飲み物を楽しむことができます。
街は幻想的な景観、運河に浮かぶ灯りが雪景色と調和し、どこを切り取っても美しい光景が広がります。
「小樽雪あかりの路」は、雪と灯りが織りなす幻想的な世界を楽しむ特別な冬のイベントです。心に残る冬のひとときをぜひ体験してください。
◆「層雲峡氷瀑祭(そううんきょうひょうばくまつり)」 川上町
層雲峡氷瀑祭は、北海道川上町の層雲峡温泉で毎年1月下旬から3月上旬にかけて開催される冬の大イベントで、北海道の冬の三大祭りのひとつです。
名前の通り、層雲峡の厳冬の中で、氷と雪を使った巨大な氷像やライトアップが楽しめる祭りで、日本国内外から多くの観光客が訪れます。層雲峡温泉は大雪山国立公園内にあり、美しい自然と温泉が魅力の地域です。
会場は約1万㎡の石狩川河川敷に広がります。3ヵ月かけて作られた氷像など約30基の氷の造形が楽しめます。
美しいライトアップは「日本夜景遺産」にも選定されています。
層雲峡氷瀑祭では、人工的に作られた氷像や、凍った滝のような巨大な氷のオブジェが展示されています。
凍らせた水を何層にも重ねて作り上げるこれらの構造物は、圧倒的なスケールと美しさを誇ります。
・ 氷瀑(ひょうばく)
氷瀑とは、滝が冬の厳しい寒さによって凍結し、氷の壁や柱のような形状になった自然現象をいいます。
「氷の滝」という意味で、流れる水が凍りつき、迫力ある凍結風景を形成します。
・氷のトンネル
透明感ある氷の壁が続くトンネルは、昼は太陽光を反射し、夜はライトアップで幻想的な雰囲気に。
また、壮麗な神殿風の氷の建造物は、アートの極みとも言える美しさです。
・温泉で温まる
祭りの後は、層雲峡温泉で冷えた体を温めるのがおすすめです。
層雲峡温泉は北海道を代表する温泉地の一つで、美しい渓谷を眺めながら入れる露天風呂も人気があります。
層雲峡氷瀑祭は、氷の芸術と北海道の厳冬が作り出す特別な体験を提供するイベントです。家族、友人、恋人とともにぜひ訪れてみてください!
◆「支笏湖氷濤祭(しこつこひょうとう)」 千歳市
北海道千歳市の支笏湖で毎年冬に開催される「支笏湖氷濤祭」は1978年から始まりました。氷と光の幻想的なイベントです。
このお祭りは支笏湖の自然の美しさを活かし、「氷の美術館」というコンセプトで訪れる人々は冬の特別な体験をすることができます。
・支笏湖(しこつこ)は、北海道千歳市にある美しいカルデラ湖で、日本有数の透明度を誇る湖です。
支笏湖は日本で 2番目に深い湖(最大深度:363m)。凍らない湖として知られ、冬でも湖面が凍結しない(日本最北の不凍湖)。
透明度が非常に高く、湖の水は美しいブルーを見せます。支笏洞爺国立公園内に位置し、年間を通じて観光客が訪れる人気のスポットです。
・氷濤(ひょうとう)とは
凍った水が波やしぶきの形をそのまま凍結してできた自然現象、又、人工的に作り出された氷の形状や景観を言います。「濤」は波を表しています。
古典的な文脈と表現では、冷たく美しい氷の波や流れのようなイメージを「氷濤」として描写することがあります。自然の厳しさと美しさが融合した景観を示す言葉です。
・氷のオブジェと建造物
会場では支笏湖の水を使い、寒冷な気候を利用して自然凍結させた氷像や建造物を展示しています。
支笏湖の清らかな湖水をスプリンクラーで噴射し、それを自然凍結させて作られる巨大な氷の塔やアーチ、トンネルなどがあります。
氷が太陽光やライトに反射して美しい輝きを放ちます。支笏湖の水で作られる氷は透明度が高く、その青みが神秘的で「支笏ブルー」と呼ばれています。
日没後には会場全体がライトアップされ、カラフルな光が氷像を照らし、昼間とは違った幻想的な風景を演出します。
氷の透明感や自然な凹凸がライトに照らされることで、美術作品のような雰囲気になります。
・温泉も楽しむ
支笏湖温泉街には、源泉かけ流しの温泉宿や日帰り温泉施設があります。お祭りを楽しんだ後に温泉で温まるのも人気の過ごし方です。
冬ならではの支笏湖の風土を活かした祭典は、幻想的な風景や癒やしの温泉とともに、厳寒の自然を楽しむ特別な体験です。
◆「然別湖(しかりべつこ)コタン」 鹿追町
然別湖は北海道の十勝地方に位置し、日本で最も高い標高(810m)にある自然湖です。
冬になると湖面が完全に凍りつき、その上にアイスヴィレッジ(氷の村)が作られ、冬だけの幻の村と呼ばれ、幻想的な風景が広がります。この場所は自然と芸術、冒険心が融合した観光名所として国内外で注目されています。
・氷の建築物
氷と雪だけで作られた築物が並びます。氷の教会やカフェ、ホテルなどが幻想的な雰囲気を演出します。毎年デザインが異なり、新鮮な体験ができます。
・アイスカフェ
氷でできたグラスで温かい飲み物が提供されます。寒さの中で飲む一杯は格別です。
・氷のホテル
氷の部屋に泊まれる特別体験(要予約)。防寒装備を備えた状態で、幻想的な夜を過ごせます。アイスロッジの中は意外と暖かいそうですよ。
・夜のライトアップと星空観察
夜の然別湖コタンは、ライトアップにより昼間とは違ったロマンチックな雰囲気に包まれます。
然別湖は光害がほとんどないため、満天の星空を楽しむことができます。特にオーロラのように輝くオリオン座が美しく見えます。
・温泉とリラクゼーション
然別湖の周辺には温泉施設もあります。湖畔にある「然別湖畔温泉」は、観光の疲れを癒すのにぴったりの場所です。
然別湖コタンは、まさに「冬だけの奇跡」のようなスポットです。訪れると、その幻想的な美しさと貴重な体験に感動することでしょう!
◆「白金青い池・白ひげの滝」 美瑛町
❖白ひげの滝❖
北海道美瑛町に位置する白ひげの滝は、多くの観光客を魅了する絶景スポットです。
十勝岳連峰の山麓に位置し、冬の雪化粧した山々を背景にした風景は圧巻です。真っ白な山肌と滝の氷が見事に調和し、自然の壮大さを体感できます。日中は光を受けた雪がキラキラ輝くのも魅力です。
白ひげの滝は、岩の隙間から湧き出る地下水が細かい糸のように流れ落ちる滝で、繊細で流れるような美しさが特徴です。
冬になると滝が凍結し、つららや氷柱となり、まるで天然の彫刻のような美しさを見せます。
・白金橋からの絶景ビュー
白ひげの滝を観賞するベストポイントの一つは「白金橋」です。
この橋からは滝全体を見渡すことができ、真下を流れるブルーリバー(白ひげの滝から流れ出す水が注ぎ込む美瑛川のしぶき)が一層美しく映ります。
雪に覆われた真っ白な景色の中に青い水が映え、他では見ることのできない絶景が広がります。
・温泉も楽しむ
白ひげの滝の近くには白金温泉郷があります。白金温泉は、硫黄成分を含む温泉で、肌にやさしくリラックス効果があります。
温泉街には宿泊施設もあり、ゆっくりと美瑛町を堪能できます。
白ひげの滝は静かな環境で滝の景色をゆっくりと楽しむことができます。都会の喧騒を離れて、澄んだ空気と自然の美しさを味わいたい方にぴったりです。
❖白金青い池❖
美瑛町にある「青い池(Blue Pond)」は、その幻想的な美しさから国内外で注目されています。四季折々に見せる景色は人々を魅了しています。
冬になると池が雪に覆われ、白い世界の中に青い水面が神秘的に浮かび上がります。
青い池がライトアップされ、光に包まれた池は息をのむほどの美しさです。枯れ木や雪景色が池に反射し、訪れる人を夢の世界に誘います。
・名前の由来にもなった青い水
青い池の特徴は、水面が鮮やかな青色をしていることです。この青い色は、水中に含まれるコロイド成分(アルミニウムなど)と光の反射や散乱によるといわれています。この現象は自然が生み出した奇跡とも言われ、訪れるたびに違った、青の濃淡を楽しむことができます。
・成り立ちの歴史
青い池は、十勝岳噴火による土石流を防ぐために作られた人工の池です。
本来は防災目的で作られたもので、偶然に美しい景観が生まれたことが魅力をさらに高めています。
青い池周辺はとても静かで、心が落ち着く空間です。風がない日には水面が鏡のように景色を映し出し、訪れる人に癒しを感じさせてくれます。
都会の喧騒を離れ、自然の静けさに身をゆだねたい人にはぴったりの場所です。
・「青い池」と「白ひげの滝」冬のコラボレーション
「白ひげの滝」のすぐ近くに「青い池」があります。昼間は自然美を堪能し、夜はライトアップされた美しい風景を楽しむという贅沢なプランを可能にします。
◆服装のポイント
各会場ともに気温が低く-20℃以下に達することもある極寒地域もあります。長時間外にいることもあるため、しっかりした防寒対策が必要です。
アウター: ダウンジャケットや防風性のあるコート
インナー: ヒートテックやフリース
足元: 滑りにくい防寒ブーツ
アクセサリー: 手袋、耳当て、帽子、ネックウォーマー
寒い季節を安全に快適に過ごすためには、防寒対策が大切です。
◆訪れる際は
※自然現象や気温などの影響があるため訪れる際は開催時期を確認しましょう。
まとめ
いかがでしたか。冬の北海道をご紹介してまいりました。
冬の北海道は、一面の銀世界が広がり、雪と氷が作り出す壮大な景色が広がります。どこまでも続く純白の世界、ライトアップされた幻想的な世界。冷えた体を温泉で温めながら、雪景色の美しさを思い返すのは格別の贅沢ですね。冬の北海道には、訪れる人々の心を満たしてくれる魅力がたくさんあります。この冬はぜひ、雪と氷の世界をお楽しみください。
冬の北海道は、雪に覆われた広大な大地と澄んだ空気の中で、他の季節には味わえない特別な魅力があります。
自然や文化など冬ならではの特色があり、訪れる人々に感動を与える魅力が満載です。今回はそんな冬の北海道をご紹介してまいります。
◆「小樽雪あかりの路」 小樽市

~ノスタルジックな街並みと幻想的な光の世界~ |
小樽雪あかりの路(おたるゆきあかりのみち)は、北海道小樽市で毎年2月に開催される冬のイルミネーションイベントです。
市民、ボランティア、そして観光客が一体となり、小樽の街全体が温かな雪灯りに包まれます。雪のキャンドルやアイスキャンドルが市内各所を飾り、ノスタルジックな街並みと幻想的な光景が広がります。
イベントのメイン会場では、小樽の象徴的な運河沿いのライトアップや、雪で作られたオブジェクトが並ぶ美しい景色が広がります。
運河の水面に映る灯りが幻想的で、かつて鉄道が走っていた線路沿いにアイスキャンドルや雪灯篭が並びます。歴史を感じる場所が雪灯りで装飾され、趣のある雰囲気を楽しむことができます。

・手作りの温かさ
小樽市内に点在するサテライト会場では、 市民やボランティアが一つひとつ丁寧に作り上げた雪灯篭やキャンドルが並び、訪れる人々を迎えます。
観光客と市民が一体となり、街全体でおもてなしを感じられる空間です。自然と人々の温かさが感じられます。
・地元グルメを楽しむ
小樽は海鮮やスイーツで有名な街。イベント中は飲食屋台がならび、地元特有の温かい料理が楽しめます。
海鮮丼や寿司、温かいラーメンもおすすめです。また、小樽の歴史ある建物を活かした運河沿いのカフェで、ホッと温かい飲み物を楽しむことができます。
街は幻想的な景観、運河に浮かぶ灯りが雪景色と調和し、どこを切り取っても美しい光景が広がります。
「小樽雪あかりの路」は、雪と灯りが織りなす幻想的な世界を楽しむ特別な冬のイベントです。心に残る冬のひとときをぜひ体験してください。
◆「層雲峡氷瀑祭(そううんきょうひょうばくまつり)」 川上町

~光とファンタジーの世界~ |
層雲峡氷瀑祭は、北海道川上町の層雲峡温泉で毎年1月下旬から3月上旬にかけて開催される冬の大イベントで、北海道の冬の三大祭りのひとつです。
名前の通り、層雲峡の厳冬の中で、氷と雪を使った巨大な氷像やライトアップが楽しめる祭りで、日本国内外から多くの観光客が訪れます。層雲峡温泉は大雪山国立公園内にあり、美しい自然と温泉が魅力の地域です。
会場は約1万㎡の石狩川河川敷に広がります。3ヵ月かけて作られた氷像など約30基の氷の造形が楽しめます。
美しいライトアップは「日本夜景遺産」にも選定されています。
層雲峡氷瀑祭では、人工的に作られた氷像や、凍った滝のような巨大な氷のオブジェが展示されています。
凍らせた水を何層にも重ねて作り上げるこれらの構造物は、圧倒的なスケールと美しさを誇ります。

・ 氷瀑(ひょうばく)
氷瀑とは、滝が冬の厳しい寒さによって凍結し、氷の壁や柱のような形状になった自然現象をいいます。
「氷の滝」という意味で、流れる水が凍りつき、迫力ある凍結風景を形成します。
・氷のトンネル
透明感ある氷の壁が続くトンネルは、昼は太陽光を反射し、夜はライトアップで幻想的な雰囲気に。
また、壮麗な神殿風の氷の建造物は、アートの極みとも言える美しさです。
・温泉で温まる
祭りの後は、層雲峡温泉で冷えた体を温めるのがおすすめです。
層雲峡温泉は北海道を代表する温泉地の一つで、美しい渓谷を眺めながら入れる露天風呂も人気があります。
層雲峡氷瀑祭は、氷の芸術と北海道の厳冬が作り出す特別な体験を提供するイベントです。家族、友人、恋人とともにぜひ訪れてみてください!
◆「支笏湖氷濤祭(しこつこひょうとう)」 千歳市
北海道千歳市の支笏湖で毎年冬に開催される「支笏湖氷濤祭」は1978年から始まりました。氷と光の幻想的なイベントです。
このお祭りは支笏湖の自然の美しさを活かし、「氷の美術館」というコンセプトで訪れる人々は冬の特別な体験をすることができます。

~透明度の高い神秘的な色・支笏ブルー~ |
・支笏湖(しこつこ)は、北海道千歳市にある美しいカルデラ湖で、日本有数の透明度を誇る湖です。
支笏湖は日本で 2番目に深い湖(最大深度:363m)。凍らない湖として知られ、冬でも湖面が凍結しない(日本最北の不凍湖)。
透明度が非常に高く、湖の水は美しいブルーを見せます。支笏洞爺国立公園内に位置し、年間を通じて観光客が訪れる人気のスポットです。
・氷濤(ひょうとう)とは
凍った水が波やしぶきの形をそのまま凍結してできた自然現象、又、人工的に作り出された氷の形状や景観を言います。「濤」は波を表しています。
古典的な文脈と表現では、冷たく美しい氷の波や流れのようなイメージを「氷濤」として描写することがあります。自然の厳しさと美しさが融合した景観を示す言葉です。

・氷のオブジェと建造物
会場では支笏湖の水を使い、寒冷な気候を利用して自然凍結させた氷像や建造物を展示しています。
支笏湖の清らかな湖水をスプリンクラーで噴射し、それを自然凍結させて作られる巨大な氷の塔やアーチ、トンネルなどがあります。
氷が太陽光やライトに反射して美しい輝きを放ちます。支笏湖の水で作られる氷は透明度が高く、その青みが神秘的で「支笏ブルー」と呼ばれています。
日没後には会場全体がライトアップされ、カラフルな光が氷像を照らし、昼間とは違った幻想的な風景を演出します。
氷の透明感や自然な凹凸がライトに照らされることで、美術作品のような雰囲気になります。
・温泉も楽しむ
支笏湖温泉街には、源泉かけ流しの温泉宿や日帰り温泉施設があります。お祭りを楽しんだ後に温泉で温まるのも人気の過ごし方です。
冬ならではの支笏湖の風土を活かした祭典は、幻想的な風景や癒やしの温泉とともに、厳寒の自然を楽しむ特別な体験です。
◆「然別湖(しかりべつこ)コタン」 鹿追町

~冬だけの氷の村~ |
然別湖は北海道の十勝地方に位置し、日本で最も高い標高(810m)にある自然湖です。
冬になると湖面が完全に凍りつき、その上にアイスヴィレッジ(氷の村)が作られ、冬だけの幻の村と呼ばれ、幻想的な風景が広がります。この場所は自然と芸術、冒険心が融合した観光名所として国内外で注目されています。
・氷の建築物
氷と雪だけで作られた築物が並びます。氷の教会やカフェ、ホテルなどが幻想的な雰囲気を演出します。毎年デザインが異なり、新鮮な体験ができます。
・アイスカフェ
氷でできたグラスで温かい飲み物が提供されます。寒さの中で飲む一杯は格別です。
・氷のホテル
氷の部屋に泊まれる特別体験(要予約)。防寒装備を備えた状態で、幻想的な夜を過ごせます。アイスロッジの中は意外と暖かいそうですよ。

・夜のライトアップと星空観察
夜の然別湖コタンは、ライトアップにより昼間とは違ったロマンチックな雰囲気に包まれます。
然別湖は光害がほとんどないため、満天の星空を楽しむことができます。特にオーロラのように輝くオリオン座が美しく見えます。
・温泉とリラクゼーション
然別湖の周辺には温泉施設もあります。湖畔にある「然別湖畔温泉」は、観光の疲れを癒すのにぴったりの場所です。
然別湖コタンは、まさに「冬だけの奇跡」のようなスポットです。訪れると、その幻想的な美しさと貴重な体験に感動することでしょう!
◆「白金青い池・白ひげの滝」 美瑛町
❖白ひげの滝❖
北海道美瑛町に位置する白ひげの滝は、多くの観光客を魅了する絶景スポットです。
十勝岳連峰の山麓に位置し、冬の雪化粧した山々を背景にした風景は圧巻です。真っ白な山肌と滝の氷が見事に調和し、自然の壮大さを体感できます。日中は光を受けた雪がキラキラ輝くのも魅力です。

~まるで天然の彫刻のような美しさ~ |
白ひげの滝は、岩の隙間から湧き出る地下水が細かい糸のように流れ落ちる滝で、繊細で流れるような美しさが特徴です。
冬になると滝が凍結し、つららや氷柱となり、まるで天然の彫刻のような美しさを見せます。
・白金橋からの絶景ビュー
白ひげの滝を観賞するベストポイントの一つは「白金橋」です。
この橋からは滝全体を見渡すことができ、真下を流れるブルーリバー(白ひげの滝から流れ出す水が注ぎ込む美瑛川のしぶき)が一層美しく映ります。
雪に覆われた真っ白な景色の中に青い水が映え、他では見ることのできない絶景が広がります。
・温泉も楽しむ
白ひげの滝の近くには白金温泉郷があります。白金温泉は、硫黄成分を含む温泉で、肌にやさしくリラックス効果があります。
温泉街には宿泊施設もあり、ゆっくりと美瑛町を堪能できます。
白ひげの滝は静かな環境で滝の景色をゆっくりと楽しむことができます。都会の喧騒を離れて、澄んだ空気と自然の美しさを味わいたい方にぴったりです。
❖白金青い池❖
美瑛町にある「青い池(Blue Pond)」は、その幻想的な美しさから国内外で注目されています。四季折々に見せる景色は人々を魅了しています。

~鮮やかな青は息をのむほどの美しさ~ |
冬になると池が雪に覆われ、白い世界の中に青い水面が神秘的に浮かび上がります。
青い池がライトアップされ、光に包まれた池は息をのむほどの美しさです。枯れ木や雪景色が池に反射し、訪れる人を夢の世界に誘います。
・名前の由来にもなった青い水
青い池の特徴は、水面が鮮やかな青色をしていることです。この青い色は、水中に含まれるコロイド成分(アルミニウムなど)と光の反射や散乱によるといわれています。この現象は自然が生み出した奇跡とも言われ、訪れるたびに違った、青の濃淡を楽しむことができます。
・成り立ちの歴史
青い池は、十勝岳噴火による土石流を防ぐために作られた人工の池です。
本来は防災目的で作られたもので、偶然に美しい景観が生まれたことが魅力をさらに高めています。
青い池周辺はとても静かで、心が落ち着く空間です。風がない日には水面が鏡のように景色を映し出し、訪れる人に癒しを感じさせてくれます。
都会の喧騒を離れ、自然の静けさに身をゆだねたい人にはぴったりの場所です。
・「青い池」と「白ひげの滝」冬のコラボレーション
「白ひげの滝」のすぐ近くに「青い池」があります。昼間は自然美を堪能し、夜はライトアップされた美しい風景を楽しむという贅沢なプランを可能にします。
◆服装のポイント
各会場ともに気温が低く-20℃以下に達することもある極寒地域もあります。長時間外にいることもあるため、しっかりした防寒対策が必要です。
アウター: ダウンジャケットや防風性のあるコート
インナー: ヒートテックやフリース
足元: 滑りにくい防寒ブーツ
アクセサリー: 手袋、耳当て、帽子、ネックウォーマー
寒い季節を安全に快適に過ごすためには、防寒対策が大切です。
◆訪れる際は
※自然現象や気温などの影響があるため訪れる際は開催時期を確認しましょう。
まとめ
いかがでしたか。冬の北海道をご紹介してまいりました。
冬の北海道は、一面の銀世界が広がり、雪と氷が作り出す壮大な景色が広がります。どこまでも続く純白の世界、ライトアップされた幻想的な世界。冷えた体を温泉で温めながら、雪景色の美しさを思い返すのは格別の贅沢ですね。冬の北海道には、訪れる人々の心を満たしてくれる魅力がたくさんあります。この冬はぜひ、雪と氷の世界をお楽しみください。
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